本日も多くのお客様にご利用、お問い合わせをいただき誠にありがとうございます。
今回の相談は「左リアだけ車高が低くなる」というものです。
この低くなるという状況は停車時間が長い時に限って起こるとの補足もございました。
この話をきくと大体の方がエアサスではと思いますよね。
その通りでした。例にならってエアサスの交換作業になります。

作業前の診断でエアサスコンプレッサーには問題がありませんでした。
左リアのエアサスを交換していきます。

手前が新品、奥が車両から外したくたびれたエアサスです。
詳細は省きますが、少しずつ空気が漏れてしまっていた状態でした。
イグニッションオンの状態ではコンプレッサーが作動して何とか車高を定位置まで持ち上げようと動き続けていた状態です。
入庫時はコンプレッサーのエアー充填量に対して漏れる量が少なかった(充填量 > 漏れる量)のでエンジンを暖気させる程度の時間があれば車高は戻ります。
簡単に言うとビニールプールを膨らませる蛇腹の足で踏むやつがまさにコンプレッサーの役割と同じです。ビニールプールに小さい穴が空いていて、規定通りに膨らませてしぼんだらまた蛇腹を踏んで空気を送るを繰り返しているという感じ。
これはエアサスコンプレッサーの仕様上で完璧にオーバーワークになります。エアサスに関してはコンプレッサーが一定間隔で回り続けるのは劣化のスピードをかなり早めます。

新しいエアサスを取り付けました。
動作確認後に一晩放置をして車高も下がっていないことも確認して作業完了とします。
朝一車高が低いなどを確認したら早めにご相談ください。コンプレッサーの交換までいってしまうとさらに費用もかさみます。
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