G30 523d チャージパイプ交換

本日も多くのお客様にご利用、お問い合わせをいただき誠にありがとうございます。

今回のご相談は走行中にアクセルを踏み込んでも加速しなくなってしまい、同時にiDriveではドライブトレーンというメッセージが出ているというものでした。

クルマは BMW G30 523d になります。

このクルマのエンジンは B47エンジン(直4ディーゼルのターボ)になるのですが、最近のBMWではガソリン車のB48エンジン(直4ガソリンのターボ)などのように2.0Lエンジンにもターボが搭載されています。

そのためかこのクルマのような症状でのご相談が一段と増えた気がしています。

車両により原因箇所は違ったりするのですが、一番可能性が高いのがチャージパイプの破損です。例によってこの523dも破損を確認しました。

こちらがそのチャージパイプ。パイプとは銘打っていますが、素材としてはラジエターホースに近いものを感じます。見事にぱっくりと亀裂が入っていますね。

このパイプはインタークーラーとスロットルをに繋がれていて、亀裂のためにチャージ圧がかからなかったことが加速不良とエラーメッセージの原因でした。

新しく取り付けるのはBMW純正のチャージパイプになります。費用もあまり変わらないのでFTPのアルミ製チャージパイプも候補ではあったのですが、入荷時期との予定が合わずに純正を使用しました。

交換作業の後に症状も改善していることを確認して作業を完了しました。

今回はチャージパイプが原因での症状でしたが、走行中に同じことが起こってもチャージパイプだと決めつけずに安全な場所に停車してくださいね。

事前に社外のアルミ製チャージパイプへ交換することも予防整備としては効果抜群です。

お気軽にご相談ください。

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