本日も多くのお客様にご利用、お問い合わせをいただき誠にありがとうございます。
今回のご依頼はエンジン始動後に数十メートル走るとエンジンチェックランプが点灯するという内容です。
クルマは ルノー トゥインゴ3 になります。
入庫いただいてチェックランプ点灯を確認し、テスターを繋げるとO2センサーの不調を訴えていました。
触媒の前と後ろに1つずつ使用されていて、後ろに取り付けられているリアO2センサーが不調です。

トゥインゴはリアエンジンになります。
さっそくリアのO2センサーを交換し、動作確認で今回の作業は完了かと思いきや、エンジンチェックランプが点灯したままです。
もう一度テスターで確認すると今度は触媒前のO2センサー(フロント)の不調を拾っています。

ちなみに外したO2センサーはこんな状況でした。フロント、リアともにスラッジ(煤)でコーティングされているような状態です。
フロントのセンサーも交換し動作・テスターの確認を終えて試運転をしたら今回の作業は完了となります。

あまり見ないこともあり毎回新鮮に感じるのはボンネットです。
ボンネットを開けるといわれて想像するのは、手前を持ち上げてバカーンと開けているところだと思いますがトゥインゴは違います。
手前にスライドさせロックを解除してボンネットを丸々外します。バンパーを取り外す感覚に近いものがあります。
クルマなら定番ともいえるO2センサーの交換をトゥインゴからご紹介しました。心臓部であるエンジンからのチェックランプになるので、点灯時はなるべく走行をせずにご相談いただくことをおススメいたします。